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December 2008

プリウス試乗

姉がプリウス(2代め)を買ったので,最初は後席に乗せてもらい,それから,少し運転させてもらった。それからまた後席に乗った。

いや,すごいですわ。エンジンがあってタイヤがあって,という車に比べ,1世代次という感じがはっきりとする。プリウスに乗ったあとでは,ハイブリッドではないすべての車が旧式に見える。どちらが楽しいかというのはなんとも言えないが,今後多くの人はハイブリッドを選択するようになるだろう。少なくとも私は,次買うならハイブリッドにしたいと強く思っている。

これまで5ナンバーや軽自動車に乗ってきた私としては,やはりプリウスは巨体で重い。しかし,それをぐんぐんと加速させるエンジン+モーターのパワーがある。これまでの車やバイクでは,エンジン音や風切り音で速度を判断していたことがあったのだが(ということさえ,プリウスに乗るまでは気付かなかったが),プリウスだと,ふと気付くと,メーターの数値が制限を越えている。するするっと速い。

アクセルを離しても基本的には減速しないのだが,「あ,この人は減速したいのかなー」と判断すると,回生ブレーキが効く。ブレーキを踏んでももちろん効く。エンジンで走っているのか,モーターで走っているのか,回生ブレーキが効いているのか,などの情報は液晶ディスプレイに表示可能である。これがまた,非常に面白い。どんどん変わる。「ほおそうか」と夢中になってしまう楽しさがある。これが,トヨタの主張する,新しいドライビングの喜びかもしれない。

前席はとことん静かだが,後席は,後ろタイヤのノイズがけっこう気になる。以前は姉の車はスプリンターのセダンだったのだが,セダンのよさっていうのもあるんだなー,というのを感じた。ま,それが必要ならクラウン・ハイブリッドという選択肢もあるわけだ。

プリウスは,これまでの車とはまったく別物である。これまでの車の面白さの基準では,評価しにくい部分がある。そして,「これはこれでいいかな」と思わせる説得力がある。大した車を作ったものだ。

ホンダのインサイトと,プリウス次期型に期待。インサイトはプリウスを超える機能/性能と,ホンダならではの主張を持ってくるだろう。もちろん,トヨタは,3代めプリウスで,インサイトをたたきのめすつもりだろう。どちらも,発表が楽しみな車である。

今の車やバイクって,近い将来,クラシック・カーって呼ばれることになるんだろうな。

それでも,tm4Tやセローに乗ると,「この楽しさは手放せない」と思うのも事実である。

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ソフトをインストールする時間もないのか…

なかなかコンピュータに向き合う時間が取れない。もちろん会社では長時間パソコンに向かって仕事をしているわけだが,ソフトウエアの試用は,会社ではなかなかしにくいところがあって,自宅でやらざるを得ないのだが,「今日はコンピュータします」と言うのが,なかなか言い出しにくいのである。

会社でソフトウエアの試用がしにくいのは,DHCPサーバーが会社のもので,IPアドレスを振ってもらうには申請が必要だからである。会社で会社のDHCPサーバーを使うのは当たり前と言えば当たり前だし,IPアドレスを振ってもらうのに申請が必要なことも,まあ,当たり前と言えば当たり前だ。

しかし,ソフトウエアやハードウエアの試用をするということになると,それでは作業ができない。他の部署では,別途インターネット回線を引き,自前のDHCPサーバーを使っているところもある。二つの回線は,物理的にはっきり分けており,1台のパソコンを両方に接続したりはしない(少なくとも私はそうだった)。ただ,今の部署では,そこまでの予算がないので,いたし方ない。

それからもちろん,会社のネットに接続するパソコンは,管理ソフトとか,アンチウイルス・ソフトとか,監視ソフトとか,いろいろ入れないといけない。OSも,これは入れていいけど,これはダメ,みたいな規則がある。x64のVistaを入れるのだって,おうかがいを立てたのである。私が第1号だったようだ。

こういう環境では,会社のパソコンに,仮想マシン・ソフトやOSをどしゃどしゃ入れて試すことはできない。

結局,自宅でやらざるを得ないのである。自宅はPhenom X4 9750のデスクトップが1台,Pentium M(1.6GHz)のノートが1台ある。Core i7で1台増やそうかとも考えたが,懐具合の関係で,Core i7の導入はまだできない。マシンが足りないので,一度は引退させたSempronを引っ張り出してきて,1台組もうかと思っている。

Sempronマシンを,なんとかファイル・サーバーにしたいところだ。FreeNASは,0.69の本リリースを待っていたのだが,仕方ないので,0.69RC2を板に焼いた。FreeNASでトラブルが起きるとたぶんイライラすると思うので,OpenFilerの2.3も板にした。FreeNASもOpenFilerも,x86とx64両方なので,これで4枚である。

FreeNASもOpenFilerもうまくいかなかったら,観念してWindows Server 2008を入れるつもりである。ただ,メモリーが512MBだからなー,Windows Server 2008には足りないかもしれない。

ファイル・サーバーは,本当は思い切り高性能なマシンに思い切りでかい冗長ディスクを作りたい。ファイル・サーバーは,データを置くためだけのものにして,バージョンアップもしないでひたすら長く使いたい。せこいハードを使うと,移行で神経を使うのでいやだ。でも,残念ながら,ばんばんパーツを買うこともできない。とりあえずSempronだ。そこに置いたデータを他サーバーに移行することを考えるとげんなりするが,そのときはそのときでなんとかするしかない。

Phenom X4の仮想マシンの方も,再インストールをしようかと思っている。VMware ESXi Serverの3.5.0 Update 3を板にした。XenServerもダウンロードして,持ち帰り用のCD-ROMにした。Hyper-V Serverは,以前にダウンロードしたものは,結局インストールしないままになってしまっていたのだが,その時よりも新しいと思われる「ServerHyper_MUIx10-080912.iso」というのがあったので,今ダウンロード中である。すごく時間がかかって,困ったもんである。

心ゆくまでいろいろインストールして,それがどんなものなのかを,感覚でつかめれば,それは私の仕事なのだが…。

日々の仕事に追われていると,新しい情報を仕入れることがおろそかになる。コンピュータにかかわる仕事をしている以上,それは本当にやばいことなのだが,なかなかうまくいかない。

Delphi Prismの試用も,始めてはいるのだが,ドキュメントがWikiで,正直うんざりしている。PDFなら,がっと印刷して,がっと読めるのだが,Wikiは全ページ一気に印刷する方法がわからないのだ。

そりゃもちろん,私だってMSDNライブラリのフルセットやJavaのAPI仕様ををすべて紙で印刷して読もうなんてことは考えない。しかし,Delphi Prismは,新しいものであって,概要をつかむのが,私にとっては楽ではない。量もそんなに多くなさそうなので,一気に印刷してざっと読めれば,ずいぶん楽になりそうな気がする。

PDF版,作ってくれないかなあ。

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第九を聴いてきた

東京フィルハーモニー交響楽団の第九特別演奏会に行ってきた。Bunkamuraオーチャードホールである。

指揮:佐渡 裕
ソプラノ:田村 麻子
アルト:坂本 朱
テノール:吉田 浩之
バリトン:キュウ・ウォン・ハン
合唱:東京オペラシンガーズ

だ。合唱が見事。日本でプロオケの第九を聴いたのはこれが3回めだと思うが,合唱のレベルは今回が一番高かった。指揮はもう一つ。後鳴りするタイプの指揮者って,個人的には,旧タイプだと思ってしまうところがある。オケの演奏は,うーん,悪くはないんだけど,世界レベルじゃないというか…。管は,さすがにソロが落ちたりはしないけれど,出だしの音がノドにひっかかったような音になることが時々あった。

解せないなー,と思ったのが,トランペットとトロンボーンが,客席から見えなかったこと。それ,音が変わっちゃうんですけど。歌手がその後ろだったから,その邪魔にならないようにしたのかもしれないけど,でも,トランペットやトロンボーンの音が曲がって出てくるのは,やっぱりヘン。

山台(今はこういう言い方はしないのだろうか?)が足りなかったんだろうか。セロが奥でビオラが手前という弦の並びも,まあ,ありえない並びとは言わないけれど,私には少し違和感があった。

席が悪かったのか,音があまりこっちまで来なかった。前だったら,もっと来たんだろうか。

日本のオケの限界だよな…といつも悲しくなるのが,ホールである。いい音を出すためにどういうホールを作ればよいのか,ということは,理論では,まだ確立していないと思う。ひとえに,設計者の心がけひとつなのだが,建築士が音楽を知っているかというとうんぬんかんぬんなので,まあ仕方ないのかもしれない。昔のホールは多目的ホールで,そのあとはコンサート・ホールというものもだいぶ作られるようになって,形はだいぶ異なってきたのだが,正直,日本のモダンなコンサート・ホールで,いい音がすると感じられるものは,少ないように思う。

日本で行ったことがあるホールとしては,サントリーホールはけっこういいと思う。小さいところでは,川口総合文化センターのリリアホールの音楽ホールは,けっこう素敵だった記憶がある。一方で,米国のホールって,古いところも新しいところもけっこうよかった記憶があるので,日本のホールって,イマイチ,と思っているのも事実である。

私の少年期の記憶にしみついているのは浜松市民会館大ホールだ。ここは,何十回行ったか,よくわからない。観客としても,出演者としても,何度も通った。小学校の音楽会もそこだった(体育館がなかったのだ)。そこがけっこう私の頭の中のホールの基準になっているのだが,日本では,それに劣るホールがいくらでもあると感じる。ちなみに,浜松市民会館は,今は存在しない。

The University of KansasのHoch Auditoria(以前はauditoriumと言っていたような気もする)も懐かしいホールだ。The University Bandの授業(練習)はここであった。毎週通って練習していた。Murphy Hallの方が近代的で,席数も控えめだったので,本番はこちらでやったように思うが,でも,響きとしては,古いHochの方が好きだった。Hochでは大規模なプロの公演もたくさん見た。素晴らしかった。

ボストンのSymphny Hallも,シーズン・チケットを買って通った。古い建物だが,そこで聴くボストン・シンフォニー・オーケストラ(Boston Symphony Orchestra)は素晴らしかった。ホールは,新しければよいとは限らないということが,よくわかった。

日本のホールはあまりよくない。それ以上に困るのは,オーケストラが,特定のホールを使い続けることができないことだ。ホールが多少よくても悪くても,同じホールで練習と本番をやり続ければ,オケの音はそれに合わせたものになり,調和が取れてくる。それなのに,同じオケが異なるホールで1回ずつ公演をしていくような状況だと,結局,オケの音が定まらないのだ。基準となる箱がなければ,音の作りようなんてないのだ。

日本のオーケストラ,本当にかわいそうである。人のせいではない。置かれた状況がそうさせているのだ。

東京フィルで少し驚いたのは,楽団員の名前が,すべて日本人的な名前であったことだ。今回の公演では,歌手に一人,日本人名でない人がいたが,ほかはすべて日本人名であった。

日本人の奏者を育てることも大切だけれど,それでいいのかなあ。

今,NHK交響楽団のメンバー表を見たんだけど,それも同じでした。新日本フィルハーモニー交響楽団は,さすがにそうじゃないけど,でも,カタカナの名前はとても少ない。東京都交響楽団も,日本人名ばかり。

そういう時代なのかなあ。

でもまあ,わざわざ日本に来て働く人って,そうはいないから,仕方ないのか。

第九を聴いていたら,いろいろなことが脳裏に浮かんだ。面白いもので,クラシックのコンサートって,いろいろなことが頭をよぎり,それがとんでもなく切ないのである。妻も同じことを思っていたようだ。

今回思い出されたことの中で一番はっきりしていたのは,The University of Kansasで一人で通ったコンサート・シリーズのこと。Andrew Watts,Yo-Yo Ma,Central Philharmonic Orchestra of China(現名称はthe China National Symphony Orchestra)はミュージシャン名をはっきりと覚えている。曲目はまったく覚えていない。生まれて初めて観たオペラもそこだったのだが,題目はなんだったっけ? セビリアの理髪師,じゃなかったかなあ…。クラシック通の友達にあらすじを送ってもらったので,手紙をひっくり返せばわかるのだろうけれど。

クラシックのコンサート,オススメです。できれば,もっと行きたいなあ。

円高になって,海外のタレントの公演が安くなったら,それは嬉しいかも。

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BMW R1200GS試乗

バイク屋さんが,代車としてBMWのR1200GSを出してくれた。夜に帰宅して,翌日に返しに行ったのだが,往復で80kmくらいはあったので,いろいろと感じるところがあった。傾斜のない舗装されていない道も,1kmくらいだけれど,走ってみた。すばらしいバイクである。

まず,グリップヒーターがいい。あったかい。これだけがほしいために乗り換えてしまおうかと思うくらいだ。冬にバイクに乗る場合,最初に冷えるのは,なんと言っても手先である。それが,実にあたたかい。手の甲が寒くて平が暖かいのでずいぶん差があるが,それでも,両方とも寒いのよりはよほどいい。ほんとにいい。

適度に風をさえぎってくれるウィンドスクリーン,ソファのようなシート,静かでパワフルなエンジン。すばらしく高級車だ。パネルには今のギアが数字で表示される。市街地を走っていれば,5速までで十分である。6速を少し回せば,日本の高速道路では警察が怖くて仕方ないだろう。加速もよい。減速もよい。走っていれば軽い。どの速度でも走っていて楽しい。200万円の価値? あるある。これはすごい高級車だ。

それでいて,R1200GSは,ちゃんと,オフロード・バイクであるのがすばらしい。アクセルを開けると,前がすっと浮く,というか,サスが伸びる。これならいける。身体は垂直に立っていて,足付きもよい。スタンディングが自然にできる。路面の感触は,ブロックパターンのタイヤではないのでピュアなオフロード・バイクと同じではないが,でも,R1200GSなりの言い回しで,きちんと伝わってくる。発進時に後ろが滑る感触はないし,ギリギリ飛ばさなくても,R1200GSを使うような道なら,トータルで短い時間で目的地に着くだろう。

オフロード・バイク乗りで大型二輪の免許を持っているなら,だれでも欲しいバイクだと思う。これだけ大きくて,重くて,パワフルで,高級で,それでいて,オフロード・バイクなのだ。BMW,よくここまでがんばった。とても価値のあるバイクだ。

くれるなら欲しい。ほんとに。でもまあ,自分で金を出して買うなら,F800GSの方が安いから,R1200GSはないと思うけど。

BMWを返して,tm4Tに乗って帰ってきた。tm4Tに乗ってびっくりしたこと。「小さい…」。ハンドルが近いのは当たり前として,R1200GSでは,視界にいろんなものがあったのが,tm4Tって,本当に何もないのである。自分がどんなバイクに乗っているのか,忘れてしまいそうに,小さい。軽い。R1200GSが自動車なら,こちらは三輪車ではないかという気分である。

乗っていて面白いのは,tm4Tは,オーバースペックなパーツの集積体に乗っている,という感じがすることだ。パイオリの前フォーク,オーリンズの後フォーク,ミクニのキャブレター,エクセルのリム,そしてもちろんtmのフレームとtmのエンジン。一つひとつのパーツが,「俺がいるぜー」と叫んでいる。むかーし,バイクのパーツを交換して,その一つひとつを味わうのがはやったころにあったような感覚。それがtm4Tにはある。でも,それらは後パーツではなく,最初からそれで,きっちりバランスが取れている。そこがtm4Tの美点だ。R1200GSは,トータルでBMWである,という感じなんだけれど,tm4Tは,コンポーネント・ステレオのような感じ。これはやはり,大メーカーと小メーカーであることから来るのではないだろうか。

tm4Tに乗っていると,「ここまではいらんだろ」と思う。エンジンは,R1200GSに比べれば,本当に狭いレンジでしか真価を発揮しないのだが,そのレンジにあるならば,びっくりするようなレスポンスとパワーである。車重が110kgくらいしかないことを考えると,前後サスはここまでの容量はいらなくて,私が乗っているくらいだと,サスが退屈がっているような気がするくらいだ。加速時に前サスが伸びるなんてことは,本当に,ほんの少しである。でも,その反応ははっきりあるし,それが鋭い。後ろサスはどうしようもなくしっかりしていて,シートも固いので,まるで棒の上に座っているようである。

でも確かに,メンテ前は,tm4Tのサスは,変だった。あー,これがまともなサスだったっけ,である。

エンジンは,なんか,アクセルを一定開度にしているということがない。一定開度にしていると,どんどん加速してしまいそうだからだ(絶対的な最高速度は,R1200GSと比べられるようなものではないが)。間歇アクセルくらいでちょうどいい。このために燃費がいいのかもしれない。

アイドリングがすこーし高いかも。しかし,下げるのも,ちと怖かったりする。

妻がtm4Tに持っているイメージというのは極めて悪い。「エンジンがなかなかかからない」「すぐ止まる」「メンテナンスに金がかかる」「音がうるさい」というものである。「次に大修理が必要になったら,BMWにしなさい」と言われている。

tm4Tの面白さ,なかなか妻には伝えにくい。実際,妻と一緒に走っていると,速く走るわけでもない。一人で走っていたって,速く走る腕があるわけでもないが。

それでも,妻のセローと一緒に,公道を制限速度で走っていても,やっぱりtm4Tは楽しいバイクなのだ。ビリビリ来るバイクなのだ。調子のよいtm4Tで日本の林道をゆっくり走ったりすれば,それは至福のひとときだ。うーん,またやりたいなー。

妻が初の林道ツーリングで3回転倒して,林道恐怖症になっているので,それを治すのには相当な時間がかかるものと思われる。でもまあ,不可能と限ったことではないよね。

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HL-4050CDNはATXタワー3個分

ブラザーのカラー・レーザー・プリンタである「HL-4050CDN」が到着した。佐川急便のお兄さんは,これを一人でトラックから我が家の玄関まで運んだそうだ。それはつらかろう。本当につらかろう。ご苦労様であった。

でもまあ,玄関から2階までは,一人で運ぶことができた。箱には「一人で開梱するな!」とデカデカと書いてあって,それはその通りだと思うのだが,まあ,私の腰が壊れることは今回はなかった。28.8kgとあるが,トナー4本を別にすると,もう少し軽いんじゃないだろうかと思う。大きさも,力を入れやすい大きさで,手をかけるくぼみもあり,階段の幅の狭さに困ることもなく,まあなんとかなった。

トナーを入れるのはビクビクもんであった。説明書を読みながら,その通りにすればよいだけなのだが,トナーが四つあるので,それだけでびびってしまうのであった。トナーを入れて,電源オンして,単体でテストプリントして,カラー印刷された紙が出てきたときはほっとした。

LANに接続し,MACアドレスを調べて,ルーターのDHCPサーバーからそのアドレスに固定IPアドレスを振るようにして,ドライバーのインストールをする。Windowsの印刷テストでは,左上のロゴだけがカラーになる。写真を印刷してみた。そのあと,標準は600dpiなのだが,2400dpiにしてみたり,「あざやか」にしたりしてみる。写真の印象はあまり変わらないので,600dpiで,自動設定にする。両面印刷も問題なくできる。

色がきれいか,ということであるが…。

ビックカメラの店頭の印刷機で写真を印刷するのに比べれば,鮮やかさ,光沢は,普通の紙でレーザー・プリンタなので,望むべくもない。ただ,妻は,A4という大きさに感動していた。絵を描くときの参考には,とてもよいというのである。んー,まあ,そういう使い方は想定していないのだけれども,でもまあ,ばんばん印刷してくれ,と思うのであった。

会社のリコーの複合機に比べると,色は少し落ちるかなあ。でも,会社では,「カラーは高いからあまり使うな」と言われているので,あまり使わないのであった。

私自身は,カラー・プリンタの用途というのは,まだあまり考えていない。原稿を電子データでもらったときに,色の入った図表を,カラーで印刷できるかなあ,と思うくらいのことだ。あと,写真入りの文書を作って,カラー印刷すれば,資料としては優れものになるかな,と思うくらい(まあ,今のところ,そんな機会はないのだが)。ネットの地図を印刷するのにもよいと思う。

イメージ・スキャナを導入すると,カラー・コピーができることになるんだよなー。古いフィルムをスキャンして,サーバーに蓄積することも可能になるだろう。

あと,将来的には,家で仕事をするようになると,手描きの図をスキャンして,メールで送れるようになるかもしれない。送ってもらったファイルを印刷して,ペンで赤入れして,再びスキャンして送り返すこともできるようになるだろう。

スキャナはカラーなので,そうなると,プリンタもカラーが欲しいよなあ,くらいの感覚だったりする。

とりあえず,金のことを考えずにカラー印刷をしてみて(もちろん,私の標準設定はモノクロだが),それから用途を探していってもよいと思う。うちでは印刷はカラーだよね,と思えるようになったら,そこから,何か違うことが始まりそうな気がする。

HL-4050CDNは,HL-1870Nに比べると,ひと回り大きい。HL-1870Nは,床に直接置くと,紙が出てくる部分が低いと思ったが,HL-4050CDNだと,ちょっと上になる。見た目でいうと,タワー型ATXケース3個分くらいの威容である。実際にはそれほどの大きさはないが,まあ,気分としてそんな感じなのである。

HL-1870Nは,ラックケース(SKBの12Uだったと思う)の上に置こうかとも思っていたのだが,HL-4050CDNは,さすがにそれは無理っぽい。ラックケースが壊れかねないし,ラックケースの中身をいじりたいときに,HL-4050CDNを持ち上げて,腰を壊しかねない。観念して,どかっと床置きにしようと思う。

昨日,印刷をしていたときに,印刷ダイアログが現れるまでの時間が少し長い気がした。プリンタのせいだろうか? ちょっと考えないとな,と思う。もしかして,メモリーが足りないのだろうか。メモリーはPC133のSODIMMなので,市場から消える前に確保したほうがよいかもしれない。

まあ,64MBの標準メモリーで,ちゃんと動かないようなものを作るとは思ってないですけれど。

ウォームアップが遅いのかなあ。

HL-1870Nで感じていた,部屋の電気が暗くなる感じ,というのは,少し改善されているような…。まあ,測定してみないとなんとも言えないのだけれど。

でもまあ,これが4万4000円くらいなんだからなー。すごい時代だ。トナーは高いけど,それは,なくなってから考えればよいだろう。トナーがもったいないから印刷しない,というのでは,プリンタの意味がない。

プリンタの上にスキャナを置ければいいんだけどな。台を作ってみようかな。うん,それも考えよう。スキャナの下に,紙を置くスペースがあるといいかな?

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自動車減税,即日実施は無理?

2009年度から3年間,自動車について減税が行われそうだ。重量税と取得税が下がる。低燃費車はより優遇されるので,低燃費車の販売促進が期待できる。車はだんだん壊れるもので,いつかは買い換えねばならない。車が売れなくて困っているのだから,一時的な措置として販売促進をするのはわかる。それによって,低燃費車が増えれば,原油の減りが遅くなるし,二酸化炭素の増加も少しは抑えられるだろう。消費者としても,税金支払いが減るわけだから,ラッキーである。

全員に金を配る,というのよりは,はるかにマシな方策だと思う。

とはいうものの,昨日,はたと考えてしまった。

だったら,これから来年1~3月までの間に,車を購入する人って,いるんだろうか?

となると,まったく売れなくなるんじゃないの?

とはいうものの,自動車を販売している人たちは,「減税は困る」とは絶対言えないだろうし。

2009年1月1日から減税!というスピーディさは,政治に望むべくもない,のだな。

減税を知らずに購入して,ボーゼンとする人もけっこういそうな気がする。減税をネタに「今買うから値引け」ということもできそうである。自動車販売をしている人は,年度末,苦しむだろうなあ。

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カラー・レーザー・プリンタ発注

ブラザーのカラー・レーザー・プリンタ「HL-4050CDN」をECカレントに発注した。4万3830円である。これまでブラザーのモノクロ・レーザーHL-1870Nを使ってきたが,まあまあ満足している。姉がプリンタがほしいというので,HL-1870Nを譲って,我が家用にカラー・レーザー・プリンタを購入することにした。

譲れないポイントは,有線LAN対応,自動両面印刷対応である。その中で一番安いと思われるのが,HL-4050CDNであったわけだ。ブラザー,相変わらず安い。

懸念しているのは,その重量である。1階で開梱して,2階へ持っていけるだろうか。HL-1870Nは13.3kgで,これはどうってことはない重さである。しかし,HL-4050CDNは,28.8kgなのである。倍以上だ…。私の腰は大丈夫だろうか。すごく不安だが,でも,持ち上げるしかないのよね。

二人で運ぶのも,なんか危険な気がする。階段狭いし,曲がってるし。

トナーやトレイを入れていない状態なら,もうちょい軽いといいなあ。

妻が使うアカウントでは,カラー印刷を標準にするつもりである。カラー印刷をしないのでは,カラー・プリンタを買った意味がないから。でも,自分の方は白黒を標準にするつもりである。カラー印刷をしたいときだけ,切り替えればよいのである。

カラー・プリンタ,どの程度の美しさか,期待大である。会社のカラー・レーザーと比べて,どんなもんかなあ。

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bailout法案成立せず

米国のGMとクライスラーに対して融資をしよう(bailout=救済)という法案が,米国の上院で,廃案となった。米議会,あいかわらずいろいろやってくれる。

でも,この法案を通したところで,所詮倒産までの時間稼ぎであり,「うまくいくとは思えないんだよね」という米上院議員の発言は,間違っていると言えないところが悩ましい。他の法案で得た金融関連の融資枠を,こじつけて自動車メーカーに注ぎ込むのだろうか。それって,脱法行為だよなあ。

もう,GMとクライスラーについては,つぶすしかないかも。ビッグ3のうちでは,フォードがその中では比較的倒産確率が低いとは思うが,それだって,安泰と言えるレベルではないだろう。

金融危機→流動性の不足→自動車ローンの停止→自動車販売の落ち込み

という道筋が,これほどストレートなものだとは…。

私の家を買ったあるデベロッパーのWebサイトを見たら,建売住宅の売り物が,なんと1件しかなかった。土地はまだあるのだが,建売住宅は,出しても売れないということなのかもしれない。日本も,住宅ローンが止まり,住宅販売が止まっているような気がする。

ちっと調べてみた。日本銀行の主要銀行貸出動向アンケート調査というものがあった。10月分を見ると,個人向けの貸出は低迷していて,その原因は「住宅投資の減少」である。なんか,モロでございますですね。

自動車ローンはどうなんだろうか。オリエント総合研究所というところの自動車ローンの支払に関する意識という調査によると,国産新車を購入した人の中で,ローンを組んだ人は34.9%,輸入新車を購入した人の中でローンを組んだ人は48.3%である。つまり,国産新車を買った人は,65%は現金で買っているということになる。こう考えると,日本では,金融の変調が自動車販売におよぼす影響は,米国よりは少ないのではないかという気がする。

まあ,世界全体として,やばいですね。

こういうときには,浮き足だってはいけないのだけれど,浮き足立つよなー。

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豊かさとは何か

家に帰ると,妻が手ぐすね引いて待っていることがある。昼間のうちに英語とか日本史とかを勉強していて,わからないことを質問しようと待ち構えているのだ。昨日はNHKの高校講座の日本史のWebサイトと動画を見付けたようで,江戸時代について学んでいた。とにかく,わからないことがあると,そこで「?」になって止まってしまうそうで,そこを突破しないと,気持ちが悪いらしい。

これは昨日ではなかったが,「一橋家」というのは何なのか?と聞かれた。御三卿の一つで,江戸城の北側に屋敷があったらしい,ということくらいは知っているのだが,御三卿を説明するには御三家を説明しなければならない。御三家は水戸,尾張,紀州であることはわかっていたが,御三卿のあと二つはさすがに覚えておらず,妻と一緒に購入した小学生向けの歴史参考書をあわてて見た。ちゃんと載ってるんだね。田安家,清水家でした。妻はちゃんとメモを取るので,うかつなことは言えない。

NHKの高校講座の日本史は高校の先生が書いているようだが,プリントアウトをざっと見ても「ほお」と思わせる部分があって,さすがであった。江戸幕府末期に,なぜ海外から船が来たかという理由の一つとして,金と銀の交換比率が整合が取れておらず,日本に来て為替取引をするだけで数倍の利益が得られたから,というのは,なるほど,と思った。よく考えれば,私は高校では日本史を取っていなかったのだが,高校の日本史のレベルって,こんなに高かったんだなあ。

先日,ジョン・レノンの追悼ライブに行ったのだが,そのライブはチャリティでもあって,これまで,アジアとアフリカに,75の学校を建設したという(全額負担ではないだろうけれど)。そこで学び始めた女の子が,「憧れていた学校をプレゼントしてもらえてうれしい」という手紙を寄せていた。涙が出た。

学べることは,豊かさの一つの象徴である。また,豊かさを広げる唯一の方法でもある。

妻が買いたいと言った本は,迷わず買うようにしている。それをもって,豊かさというのだろう。

日本史をどこで学んだのか?と妻に聞かれることがある。小学校の高学年で,学校で初めて日本史をやっていたころ,私の部屋には,小学生向けの「日本の歴史」全いくつか巻があった。姉のお古ではなかったように思う。よく,そんなもんをすぱっと買ってくれたものだ。部屋には,父の文庫本もだいぶあった。大人向けの「日本の歴史」とか「天皇の世紀」とかは読みにくかったが,竜馬がゆく,勝海舟,父子鷹,花神などは,小学校から高校にかけて,何度も楽しく読んだ覚えがある。歴史とは関係ないが,青春の門も思い出深い本である。

小学校5年か6年の夏には,京都と奈良に観光旅行に連れていってもらった。それまでの旅行は自分の発案ではなかったので,自分でここに旅行に行きたい,と思ったのは,あのときが初めてだったと思う。歴史で学んだものの実物を見れる,という点で,実に印象が強い旅行だった。感動があった。

妻の幼いころには,そういうことはなかった。本がなく,旅行もなかった。歴史の勉強というと,年号をゴロ合わせで覚えたことくらいしか記憶がないという。「あなたは豊かに育てられたんだよ」と妻はいう。そう思う。

父母姉に感謝。妻,これからがんばれ。チャレンジャーな君を尊敬しているよ。君はまだまだ伸び盛りだ。

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ノート・パソコンへの不信

「ノート・パソコンへの不信」というと,ハードウエアへの不信のようであるが,実はそうではなくて,「現在ノート・パソコンをメインのコンピュータとしている人は,ビジネスマンとしては,あまり信用できない」という,私の偏見についての話である。

●ノート・パソコンの長所
持ち運びできる
コンパクトである

●デスクトップ・パソコンの長所
安い
速い
容量が大きい
画面の選択肢がある
キーボードの選択肢がある
部品交換の柔軟性が高い

ノート・パソコンを使うということは,高くて,遅くて,容量が小さいマシンを使っていることにほかならない。部品交換の柔軟性が少ないので,部品単位のアップグレードがかけにくい。そのため,古いハードウエアをだましだまし使わなければならないことが多い。

そんなわけで,正しいアプローチは,メインはデスクトップ(もしくはサーバー)で,持ち運びとコンパクトさを要求される局面があれば,その場合に限定してノートを使うことではないかと思う。

今の多くのビジネスマン,特にオフィスで働いている人にとっては,パソコンは主要な道具である。それを磨かずして,どうやって生産性を上げるというのか。旧型パソコンでベストな仕事ができるのか。ノート・パソコンをメインのパソコンとしている人は,そういうことを,考えていないのではないかと思う。

ノート・パソコンには,他にも懸念がたくさんある。

故障,喪失,盗難の危険がある。もちろん,デスクトップ・パソコンだって,火事とか盗難とかの危険はないわけではないが,ノート・パソコンの方が,確率が高いと思われる。たとえば,飛行機が不時着するときに,ノート・パソコンを持って逃げるわけにはいかないのだ。

データをオンラインでバックアップしておけばいい,という人もいるかもしれない。でも,それって,漏洩のルートを作っているようなものではないか?というのが私の感想である。

ノート・パソコンを会社のネットワークに接続し,ウィルスを大感染させて,最後に会社を辞めることになった人を私は知っている。とてもじゃないが,もうつなぐ気になれない。そんなことで会社を辞めるのはイヤだ。

カバンにノート・パソコンを入れて持ち運ぶことで,身体を痛める可能性がある。これは,深刻な問題だ。

ノート・パソコンを常時持ち運ぶことで,考える時間,本や新聞を読む時間を失う可能性がある。人間は面白いもので,パソコンの前で考えることと,歩きながら考えることと,電車の中で考えることと,風呂の中で考えることなどが,微妙に違う。ノート・パソコンを常時持ち運ぶことは,自分の脳の一部を無駄にしていることではないだろうか。

会議でノート・パソコンを開く人は,それが,他人にとって不快なものであるかもしれない可能性を,よく考えたほうがよい。少なくとも,私はやらないようにしている。

ノート・パソコンをプロジェクタにつないでプレゼンテーションをする人は,その方法が,「紙1枚にまとめて全員に配布する」というクラシックなやり方と,どちらがより効果的か,よく考えたほうがよい。私は,ソフトウエアのデモンストレーションをするためにパソコンを会議室に持ち込んだことはあるが,プレゼンテーション・ソフトは使ったことがない。プレゼンテーション・ソフトで,毒にも薬にもならない,フォーカスのない情報を見せられるとうんざりする。どの部分に書いてあったっけ?と探す人にはあきれる。

ソフトウエアを作る人,評価をする人は,なるべく性能の高い,容量の大きいパソコンで仕事をするほうがよい。なぜなら,数年後には,そのパソコンが普及するから。未来を金で買えるのだと考えれば,ハードウエア・コストが小さく思えるはずだ。未来を金で買うことで,他の人より早く勉強を始められる。そのメリットは,コンピュータ業界に生きているのであれば,言葉にならないくらい大きい。リーダーになるか,フォロワーになるかが,それだけで決まってしまいかねないくらいなのだ。

クラウド・コンピューティングという言葉が流行している。

オススメは,自分の机の横にラックマウントのサーバーを積み上げることだ。人にやらせて金を払うか,自分でやって金を払わずに済ませるか,その選択なのだ。後者から前者へ移行することは,きっとできる。前者から後者へ移行するのは,ある日気付くと,手遅れだったりすることがあるのだ。

ノート・パソコンの自慢をしている人を見ると,寒々しい気持ちになる。

昨日,公共の浴場で風呂に入っていて,隣で男性二人がおしゃべりをしているのを聞いていた。コンピュータがらみの話をしていた。面白いのが,7割は本当で,3割が誤りだったことだ。ある程度わかっている人の言うことを,信じてはいけない。7割が本当でも,3割が誤りかもしれない。

コンピュータ業界には,誤りを信じ込んでいる人がとても多い。

私もときどき,あれ,間違えてたな,と思うことはある。知らないことを知らないという勇気,自分が誤っていたときにそれを認める勇気,自分の知識が正しいものかどうかを確認し続ける努力,それらを持ち続けるのは,そんなに簡単なことではない。

男性二人のおしゃべりでは,「ムラマサ」とか「クルーソー」とか「20GBのHDDが4000円」とかいう単語が聞こえてきた。うわー,よく恥ずかしくないな…。

ま,我が家にも,Pentium 133MHz,HDDが20GBのWindows 98のノートがありますけどね。

今話題にするんだったら,やっぱり,Core i7にしようよ!

H2

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怖いもの見たさで日本経済新聞

このごろ,日本経済新聞がとことん面白い。朝,家を出て,通勤電車に乗り,前日の夕刊から読み始める。朝刊を読む。じっくり読む。小説も,文化面も読む。健康とかの記事も読む。訃報も読むし,書評や映画評論や,論文も読む。コラムもとても面白い。駅弁,鉄道の旅,料理レシピも楽しい。私にとっては,日本経済新聞を読むのは仕事のうちで,1989年に入社したときから読み続けてきたのだが(ただし病気のときは辛くて読めなかった),このごろほど面白いと思ったことはない。

ある意味それは,世界恐慌という,怖いもの見たさである。ホラー映画を見るようなものだ。でも,ホラー映画と違うのは,それが現実であり,私の生活にも確実に影響してくるということだ。

日本経済新聞を今日から買って読み始めても,たぶん,よくわからないだろうと思う。面白くもなんともない,と多くの人は思うだろう。しかし,もしあなたが日本のサラリーマンであるならば(営利企業でも公務員であっても),日本経済新聞を購読し,読める範囲で読むことは,何よりの投資になると思う。1年後には1年分わかるし,20年後には20年分わかる。継続は力だ。

2009年度からしばらくは,車の買い時になりそうだ。(1)自動車取得税が軽減される,(2)車が売れないので価格が低めで推移する,からだ。消費税の引き上げは,まだ時期の見当がつかないので,これはあまりファクターとして考えなくてよいと思うけれど,自動車取得税は,軽減されるなら,その分オトクである。輸入車は,円高(対ユーロ)で安くなることも考えられる。これから登場する車のリスト・プライスに注目すべきだろう。

ただ,四輪の外車は,どうも買う気になれない。ウィンカー・レバーが左というのが,どうしてもなじめないと思うからだ。っていうか,なじもうと思えばなじめるが,なじむ必要性を感じない。たかだかウィンカー・レバーくらい,右に付けてくれたっていいじゃないか,と思う。それほど日本で売る気がないのなら,こちらは買う気がない。日本で海外の自動車が売れないというのであれば,その理由は何より,売る側に売れるものを作る気がないから,だと思う。

二輪の外車はけっこうほしい。BMWもいいし,KTMとかその傘下のフサベルとかもいい。逆輸入車もいい。でも,このあたりは,排気ガス規制が年々厳しくなってきているので,BMWくらいしか,選択肢としては残らないかもしれない。BMWのオフ車は素敵だ。ぜひ安くなってほしい。F800GSが100万円くらいだと,とてもいいと思う。ま,そこまでは低く値付けしてくれないだろうけれど。

来年(2009年)登場の新車で注目なのは,まずはホンダのインサイトだ。1月の米国のデトロイト・モーター・ショウで発表して,春に出荷だろう。5ナンバー幅なのが何よりうれしい。懸念はメーターが見にくそうなこと,空力を考え過ぎて運転席が低いのではないかと思われること。まあ,実車を見て,運転してみないとなんとも言えないだろう。プリウスの新型も,デトロイトで発表されそうだ(ハイブリッドが入るかどうかはわからないが)。どうせ買うならハイブリッドにして,家に200Vの屋外コンセントを設けて,それで充電できれば,なかなかよさそうな気がする。懸念は大き過ぎるボディになりはしないかということと,価格が高くなりはしないかということ。

で,たいへん残念なことに,トヨタとホンダ以外の自動車メーカーで,楽しみな車はない。プリウス初代は1997年,インサイト初代は1999年。そのあとトヨタとホンダは着々と販売しつつ技術を磨いてきたのに,そのあいだ,ほかの自動車メーカーは何をやっていたんだ?

トヨタは,プリウスをガチガチに知的財産権で縛ったと思われる。ホンダはそれに気付いていたから,それに抵触しないと主張するためのハイブリッドを作り,販売することを急いだ。インサイトは,かなり突貫工事で作ったんだと思う。

で,ほかの自動車メーカーさんは,危機感が足りなかった。部品を買ってきて作ればいいと思っていたんだろう。大甘である。部品を売ってくれるはずがないのだ。コア・コンピタンス(core competency)なんだから。

三菱自動車が電気自動車でがんばっているのは認める。遠乗りをしない商用車としては,あれもありだろう。でも,一般人が買うのは,遠乗りができる自動車である。電池が切れて止まってしまう可能性がある車なんて,怖くて買えたものではない。

スズキはどうするつもりなんだろう。まあ,小型のハイブリッドというのはまだほとんど出ていないので,まだ巻き返すチャンスはある。ぜひがんばってほしい。GMがへたったのはだいぶ痛手だったろうけど,でもまあ,なんとか独自のものを出してほしい。マツダには,水素REハイブリッドをがんばってほしい。ニッサンは,独自のものは作れないでしょう。海外メーカーは,そうだなあ,BMWとダイムラーはやるし,VWはできるでしょうね。

GMとフォードとクライスラーは,残念ですが,先はないと思います。もうここまで来ると,他社による買収も考えにくいでしょう。米政府がいったん国有化して,「ありえない好条件」を出してこない限り。まあ,日本長期信用銀行のときは,そういうことがあったわけですが。

GMのリストラ案の内容とか,信じられないほど先のことしか言っていなくて,目を疑いたくなるもんね。

もちろん,GMなどの苦境には仕方のない側面もあった。労働組合のあり方はその一つ。国鉄がさんざんだったのと,同じような面があるのではないか。でもまあ,それも含めて,株主と経営者と労働者の責任だな。

米国のビジネススクール害悪説,というのは,けっこう同意したくなるところがある。ROE(株主資本利益率)を重要指標にしているところが問題。経営者の高額報酬も,納得できないレベル。もちろん,ビジネススクール出身者が良い業績を上げた例もあるわけだけど,それは,ビジネススクールが正しかったことを証明するわけではまったくない。

日本のビジネススクールの方がまともかも。とはいうものの,日本のビジネススクールって,めちゃくちゃに数が少ない,というか,私が「ここはビジネススクールだ」と確信を持てるのは一橋大学だけである。三商大(大阪市立大学,神戸大学)というのはあるんだけど,大阪市立大学と神戸大学って,どういう雰囲気なのかなあ。

H2

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ジョン・レノン追悼ライブ2008

「Dream Powerジョン・レノン スーパー・ライヴ」に行ってきた。武道館で,1900開演で,終わったのは2220くらいだった。相当なもんだった。出演アーティストが多く,その個性も,音楽も楽しめた。なかなかのもんである。

武道館は,大学に入った年に,渡辺貞夫のライブ(キーボードはリチャード・ティーと,もう一人いたかな?)に行ったことがあるくらいだと思うのだが,そのときと比べて,音響がよくなっているのに驚いた。会場を改修したわけではないと思うので,PA(SR)の技術が向上したんだろうと思う。メイン・スピーカーは宙吊りで,さほど大きくないのだが,それで十分な音が出ていた。反響はあまり感じられなかった。大したものだ。

音がなくなると,空調がうるさい。でもまあ,これは,改修してもらうべきことだからなあ。

生演奏なので,音響バランスが崩れることがあるのは致し方ない。演奏がプロで,PAがプロでも,それを完璧になくすことはできない。それはそれでいいのだ。ライブ会場でレコード聴かされるよりは,よほどいい。

武道館,意外と,ステージから客席が近い。さいたまアリーナよりは近いんじゃないかな。これなら,まだまだライブ会場として,日本一の座を守り続けるのではないだろうか。

メインのバックバンドは,ドラム,ベース,ギター×2,キーボード×2という構成。ギターとキーボードが二人ずつなのは,レコードの再現を試みるには,どうしても必要だろうと思う。

でも,Charは,それに異議があったんだろうなあ,というのも,気持ちとしてよくわかって面白かった。彼が歌うときには,ドラム,ベース,ギター,キーボードの編成なのである。ギター弾きとしては,自分と同じステージにギターがもう一人いてほしくないだろう。自分一人でできるのだから。キーボード奏者にも,それと同じ気持ちがあると思う。

キーボードは,左の人はオルガン中心で,右の人はピアノ(MOTIFのESの88keyかな?)中心だった。ありがちな分担である。

バンドによって,別のキーボードの人が出てくることもあって,それがまた独特だった。

フジファブリックのキーボードの人は,たった1曲のために,鍵盤4台をのっけた台車を使っていた。左手のところに置かれていたのは,Farfisaのオルガンと,minimoog Voyagerである。背面は,白くて鍵盤の少ない,バーチャル・アナログっぽいものだったが,これは機種がわからなかった。正面もわからず。しかし,Farfisaですか。そんなん,見たことないですよ。しかし,それを弾いている瞬間はあったんだろうか。

斉藤和義のバックのキーボーディストは,またこれがわけのわからんもんを正面に置いていた。ローランドのRS-09かなんかだと思うのだが,1本支柱のスタンドで乗っかるくらいの49key程度の小さな黒いキーボードで,カメラでちょっと映したツマミの感じがSH-1とかSH-2にそっくりだったのだが,SHの特徴的なロータリー・スイッチはないようだったし,両手で弾いていたので,たぶんポリフォニックなんだと思う。左手にも何か置いていたんだけど,これは何なのかまったくわからず。最初はミキサーかと思ったくらいで…。

古い機材,でもやっぱり,魅力的なんだよね。

あー,シンセ買いたい。

Charのギターはなかなかいい音だった。私が中学生のときには,すでにギター・キッズのための雑誌には載っていた人である。まだやっているというのがすごい。

オノ・ヨーコは,踊るし,帽子や服を投げるし,涙ぐむし,忙しい。がんばってる。大したもんだ。

観客に,お年を召した方が多いのも印象的だった。あと,8対2くらいで,女性が多いのもびっくりだった。だれが目当てで来ているのかはいろいろだろうが。

お目当てでないミュージシャンの演奏を聴けるのも,いいよね。

ライブ,楽しいや。

H2

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ハッピーフライトを観てきた

「ハッピーフライト」という映画を観てきた。ウォーターボーイズ,スウィングガールズ,といった映画は,観ていないがまあまあ評判がよかったと記憶しており,映画館に,その監督の新作ハッピーフライトがかかっていたので,観に行ってみようかなと思ったのだ。やっぱり,人が死なない映画というのはよい。別に,人が死ぬのを観たくて映画館に行くわけではないのだ。殴ったりするのも基本的には好きではない。

ハッピーフライトに感じたメッセージは,「生きてるって面白いよ」である。うん,そうなのである。でもまあ,メッセージ性があまり強くないので,それはまあ,それでいいのである。

いっときワクワクして,夢中になれて,後味がよければ,それで映画は楽しいのだ。

洋画ってのも,観てみたいんだけどねえ。以前,「奥様は魔女」を見たが,それ以来,観ていないかも。その前に観たのって,なんだったかなあ。ビジネスっぽい話だったような記憶があるのだけれど。

怪獣映画,また作られないかなー。ガメラ3,よかったよなー。

妻も,怪獣映画に,なんとか付き合ってくれそうな雰囲気である。

H2

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TechNetサブスクリプション購入

TechNet Plus Directサブスクリプションを購入した。1年で2万7300円(クーポンコード使用)。1年後には更新料を支払うことになる。ざっと,月に2000円だろうか。

パソコンの組み替えをするにあたって,Windows OSをどうするかを考えた末の結果である。これまでは,まあなんとかかんとかやってきたのだが,これからは,マシンの台数を少し増やそうかと思っているし(Windowsマシンが増えるかどうかは定かではない),仮想マシンも使いたいし,ベータ類も気がねなく取ってきたい。Windows 7も,来年にはベータとか出るんだろう。そういうのを,いちいち,人に頼んでダウンロードしてきてもらうのはうざったい。アクティベーションするなとか言われたくない(どうしてそういうことを言われるのかもわからないのだが)。

どきどきしながらアクティベーションするのは,気分が悪い。

Vistaを普通に買ってきて,仮想マシンなんだからいくらアクティベーションしたっていいじゃないか,と突っ張ってみようかとも考えた。しかし,Vista Businessを普通に買ったら2万円だ。それなら,サブスクリプションとそんなに違わないじゃん,と思ってしまった。Vistaを今買ったって,2年先にはアップグレード料金を支払わなければならないだろう。サブスクリプションをしておいて,悩む時間を省いたほうが,楽な気がしてきたのだ。

今はまだ,職場つながりで,提供してもらえるルートもあるのだが,異動したり退職したりしたらそうはいかない。退職しても,できれば今と同じような仕事をしたいと思っているのだから,夢につながると思って,サブスクリプションしておいたほうがよいのかも。

月にいくら,というのはいろいろあって,退職したらいろいろ切り詰めねば,と思う。電気,水道,健康保険,年金,税金,車の任意保険,火災保険,生命保険,浄化槽清掃サービスなどはやめられまい。生命保険は,私はもう,満期になったらそれ以降はどこも入れないと思うので,そうしたら払わないけど,妻のはそう簡単には終わらない。ちなみに,うちはオール電化なのでガス代はない。新聞(月4000円台)はやめる。お金があったら欲しいけど,多分ないだろう。図書館で読むことにしよう。NHKは仕方ないから払う。インターネット接続は,そうだなあ,それをやめたら,仕事をできる可能性がなくなるだろうなあ。しかし,もう少し安くなってくれんかな。TechNetのサブスクリプションは,そんな遠い将来,サービスが継続されているだろうか。

まあ,月2000円強で,WindowsとOfficeが使えるならいいかな。

と考えると,無償のオフィス製品を使う動機がなくなってしまった…。うーむ。

切り詰められるのって,新聞くらいなのか…。

老後にバイクを維持できる,お金と身体があればいいな。

あとはそうか,クレジットカードの年会費は切り詰められるかも。JAFはうーむ,だなあ。任意保険の付帯サービスでカバーできるかどうかが微妙だ。固定電話は,将来どうなるんだろうか。携帯電話は,そうだなあ,私の方は,もうけっこう切り詰めているのだが,妻は携帯でネットをしているので,それを取り上げるのはちとかわいそうだ。

20年後の世界って,どうなってるんだろう?

とても楽しみ。

H2

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無線LANルーターが戻ってきた

11/26に宅急便で修理窓口に発送したバッファローの無線LANルーターが,今日戻ってきた。えらく早い。ファームウエアを飛ばしたわけだし,保証書なんてどこへ行ったやら,というところなので,有償修理を覚悟していた。見積もりの電話とかあるのかなー,と思って待っていたのだが,新しい箱が2重になって,梱包材も新しく,送料も着払いでもなく,いきなり届いた。請求書は入っていない。

動作は確認していないが,もしかして,送料とか箱とか手間賃とか,いっさい取らないのだろうか。

だとすれば,バッファローさん,さすが!なのだけれど。

後日請求書が来たりするのかなあ。

H2

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崖の上のポニョを観てきた

崖の上のポニョを見てきた。ほぉ,こういう内容だったのね,というのが驚き。さすがに,内容はテレビなどでは報じないから,知らないのは当然なのだが,行ってみて,驚きがある,というのがなかなかやる。

感じいったのは,登場人物が,まったく迷いがないこと。迷ったり,悩んだりしているヒマはないのである。一人ひとりに規範があり,みんな,その規範の中で行動を決しているので,行動がとにかく早い。宮崎駿のアニメでは,これまでは,けっこう,迷ったり,悩んだりしているシーンがあったと思うのだが,とにかく今回はそれがないなー,と思った。

2008年は,もはや,迷っているヒマはないということなのかもしれない。

というと,せかしているみたいだけど,そういうことじゃないんだよね。迷ったり,悩んだりするようなことをするな,ということなんだと思う。迷わずに済む,悩まずに済むように,あらかじめ準備しておいて,その範囲で行動を決するようにすれば,迷ったり悩んだりする必要ってないのである。

決断して,行動すること。状況が変わったら,また決断して行動すればよい。自分の中で,価値の優先順位は付けておこう。

ほかの人に薦めはしないが,私としては,見に行ってよかった映画だった。かなり,メッセージの強い映画だと思った。

映画館に入って,画面を見始めて,うーん,と思ったのは,ときどき,目のピントが合わない感覚があること。昔と,上映技術が変わったんだろうか。画面が動くときに,にじむ感じもある。どこかで圧縮が入ってるのかなー。映写機のチューニングがしきれていない,というのも疑ったんだけど,合うときもあるし…。

そうそう,絵にもけっこうびっくりした。かなり絵画的。しかも,風景画タッチの部分と,アニメタッチの部分と,アニメよりもっと省略した,絵本タッチな部分とかがかなりごちゃまぜで出てくるのだ。新しいチャレンジだなあ。

CGのアニメより,こっちのほうが好き。がんばれスタジオジブリ。

声優の声が,もともとの声優の声のおもかげをあまり残していないことにも驚いた。だれがだれだか,わからないくらいである。昔から,声をわりといじる傾向があったと思うんだけど,今回は,それに不自然さがない。コンピュータかなあ。

サラウンドは面白い。家にも5.1chを入れようかと思ってしまうくらい。BD入れるときに考えるか。

音楽は,「ぽーにょぽにょぽにょ」がやっぱりインパクトがあって,それを,最初のあたりから,少しずつしのばせている感じ。これはこれで,うんうん,と納得。オケとシンセのなじみっぷりは,相変わらずさすが。

映画館は,その規模のでかさに圧倒された。シネコンってすごい。

わけわからないのが,割引料金の多さ。これは,少し整理してくれたほうがいいんじゃないかと思うほど。でも,たぶん,わけわからない状態にして,とりあえず来てもらおうという作戦なんだろうなあ。1年有効のカードは,私と妻と2枚作ってしまいました。

椅子の背もたれの高さは,ちょっと高過ぎ。あそこまではいらないのでは,と思う。それでも,前の人の頭が見えるよりはいいという意図なのだろうか。

食べ物は,あまりにアメリカン・テイスト過ぎ。もう少し工夫を。そもそも,私の妻はポップコーンを食べられないし,私もそんなに好きではないので,お試し券をもらっても困る。

これからも,ときどき妻と映画を見に行こうと思う。なにしろ,近いのがいい。ほんとにいい。終わって,車乗って,すぐ家だもん。これは楽だ。

昔,妻と会ったばかりのころ,映画館で「スーパーマン」のいくつかをやっていて,私はそれに行きたかったのだが,妻が「高いからいい」と言ったことがあった。妻は,デート代はワリカンでなければならないと思っていて,お金がないので,ファミレスでドリンクバーがよかったのだ。デート代は私がずっと払うから,私の好きなところに行かせてくれ,というのを,納得してもらうのに,だいぶ時間がかかった。

やっと,二人で映画を見に行けるようになった。

これから,たくさんの映画を見よう。

H2

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