Intel Core i5-12400と対応マザーボードとメモリーを買い(購入記事はこちら)、昨日は再編に取り組んでいた。上の写真は、i5-12400などを搭載したミニタワーである。ケースの電源ボタンが壊れて別のボタンを付けてあり、机の上の押しやすい位置までケーブルを伸ばしている。
パソコン自作の頻度が下がっており、情報収集もあまりしていないので、昨日はトラブル続きだった。疲労困憊した。
マザーボードにCPUとメモリーを装着し、内蔵グラフィックスでBIOS画面が出るところまで行った。ここまでは順調。既存機からSSDを移設するため、その前にグラフィックスボードだけ移設して出力を確かめようとした。DVI端子からアナログに変換してディスプレイにつなごうとしたら、DVI端子に変換アダプターがささらない。なんと、デジタル出力オンリーのDVI端子であった。仕方がないので、1階からDVI-D対応のディスプレイを運んできた。
グラフィックスボードとSSDを移設して起動。CSM(Complatibility Support Module)を有効にしたら起動した。
マザーボード付属のCD-ROMからドライバーを入れようと、USB接続のDVDドライブを接続したら、これが認識されない。仕方ないので、CD-ROMからUSBメモリーへ中身をコピーしたら、これが2GB以上あり、コピーに30分以上を要した(出かけてしまったので実際に何分かかったかは知らない)。
USBメモリーからドライバーを入れて、コンピューターの名前を変え、ネットワークにつなぎ、Windows Updateをかけてみるか、と思ったところで、Windowsライセンス認証が壊れているのに気付いた。壊したのは初ではないかと思う。
あれやこれややって傷口を広げた。7月のイメージに戻してアプリケーションは古くなったりなくなったりして、またデータもいくつかは失った。何をやってもうまくいかない。あきらめて、キーを一つ追加で購入した。やれやれ。
Windows 11に上げようとして、互換性検証ソフトを動かしたら、セキュアブートになっていない、と叱られた。なぜセキュアブートにならないのか、BIOSとにらめっこになった。SSDがMBR(Master Boot Record)形式になっていて、それをGPT(GUID Partition Table)形式にしなければいけないのではないか、というのに気付くのに数時間を要した。mbr2gptコマンドで変換し、それでCSMを無効にして起動し、やっと互換性検証ソフトをクリアーできた。
Windows 11への更新がなかなかうまくいかなかった。途中で止まったようになる。ブートに関係ないセカンドドライブ(HDD)を外し、ネットワークへの接続をUSB無線LANアダプターでやっていたのを外して有線に切り替え、管理者モードでやってみたり、すったもんだを数時間やったあげく、なんとかWindows 11になった。
その後も、アプリケーションを入れ直したり、プリンタードライバーを入れたり、更新をかけたりして、終わったのは夜の9時過ぎだった。本当に疲れた。
CPUが新しくなっても、メモリー容量は変わらないし、起動SSDは同じものを使っているので、速くなった感じはない。Windows 11にするためだけに5万円をかけた、という感じだ。もったいない気もするが、サポート切れしたパソコンを娘に使わせるのも、沽券にかかわる。いたしかたない。
疲れただけで、あまり得られたものがないなぁ。
自分の部屋には、予備機が2台置かれている。
左の白いケースは、Pentium D 915、メモリー4GB、SSD64GB、Windows XPである。今でも動いているのが奇跡、という感じのパソコンで、安定稼働するとは言い難い。古い環境が必要な場合に出番となる。
右の黒いケースは、Core i7-3820、メモリー64GB、SSD256GB、HDDが750GBと1TB、Windows 10である。Core i7-920からSSDを移設し、こちらはライセンス認証は飛ばなかった。初期状態に戻したので、NVIDIAのドライバーさえ入っていない、限りなくクリーンに近い状態である。Core i7-920(とそのマザー)は動作が安定しなかったが、Core i7-3820はまだ安心して使えそうだ。こちらは、まっとうな意味での予備機として使えるのではないかと思う。でも、Ubuntu Studioを入れるなどの遊びに使うことも、ないとは言えない。
とりあえず、パソコンの中身はもうしばらく見たくない。
H2
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